ハードディスク


ハードディスクドライブは磁性体を塗布した円盤に磁気ヘッドを用いて情報を記録、または読み出す記憶装置です。
かつてはフロッピーディスクがパソコン用の補助記憶装置として主流の位置を占めていましたが、それと比べて遥かに大きい記憶容量を持ちアクセス速度も非常に高速です。
軟らかい素材に磁性体が塗布されたフロッピーディスクに対して、円盤(ディスク)がアルミニウムやガラス等固い(ハード)素材で作られていることからハードディスクドライブと呼ばれるようになります。




歴史


元々、メインフレームの補助記憶装置として利用されていましたが、現在ではパソコンを含めたあらゆる汎用のコンピュータや、大容量のランダムアクセス記録を必要とする業務用専用装置にて使われています。
2000年代に入り家庭電化製品のデジタル化が進み、データをデジタルデータとして記録する用途が生じてきたことから一般の家電製品での利用も増え始めています。
容量単位の価格が安価で大容量、ランダムアクセスが可能でアクセス速度も比較的速く、さらに書き換え可能という特性を生かし、2003年以降特にハードディスクビデオレコーダーや携帯音楽再生装置といった用途での搭載が増加している他、カーナビゲーションにも搭載され地図情報の保存等に利用されています。

2008年現在、上記家電製品やパソコン等での使用で、筐体内に内蔵する方式が主流ですが本体とは別の専用の筐体に収めUSBなどを使って接続して利用する方式も広まっています。
いわゆる外付けハードディスクです。
また、ネットワーク上で特定コンピュータ装置に従属しない独立した記憶装置として利用出来るような製品も存在しています。
ハードディスクドライブは半導体メモリと比較して読出・書込には時間が掛かります。
そのためOSから見てハードディスクドライブと同様のオペレーションで、より高速なアクセスを実現するための工夫もされてきました。
近年では省スペース性や低消費電力を重視する傾向が強まり、3.5インチサイズから2.5インチサイズへ主流が移りつつあります。
(2007年のHDD国内出荷台数は2.5インチ以下のHDDが全体の53%となっている)


世界初のハードディスクをシステムに含むコンピュータが登場したのは1956年、IBMよりIBMRAMAC305が発表されました。
RAMACの最初のハードディスクシステムIBM350diskstorageunitの直径は24インチ(約60cm)のディスクを50枚も重ねたもので、ドライブユニットのサイズは業務用冷蔵庫程もありましたが、約4.8MB(原稿用紙5000枚程度)の記憶容量しかありませんでした。
これを考えると進歩というのはすごいですね。


続いては構造です。











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